コラム:おやつはあげないほうがよい?

何のためにおやつをあげていますか?

市販のドライフードでは不足するものを補うためのおやつ選び

犬のおやつはあげると愛犬が喜ぶからという方がほとんどではないでしょうか?
生きていくために必要な栄養を摂取するというよりは、楽しみのためであって、必要不可欠なものではない、いわゆる副食ですね。

でも、ちょっと視点を変えて、おやつを、ドライフードからは得られないもののためにあげる、主食の一部としてのおやつ選びというのはどうでしょうか?

ドライフードだけじゃダメなの?

ドライフードのもたらす利点

ドライフードには総合栄養食、つまり、それだけあげていればあとは何もいらない、もしくはそれ以外は与えないほうがよいというイメージが強い方が多いようです。

総合栄養食とは、それと水だけをあげていれば生きていけるというものです。 つまり、生きていくために最低限必要な栄養はクリアしているということですね。

ということは、より丈夫に、より活力にあふれ、より健康になるために総合栄養食以外にもいろいろな食物を取り入れた方が良さそうです。

ドライフードに欠けているもの

加工食品の限界

一般的なドッグフードはエクストルーダー(加圧押し出し成型機)という機械で製造されます。
この機械は材料に加熱・加圧することによって粒の成型と膨化を行います。
エクストルーダーによって作られる食品としてはドッグフード以外にも穀類やでんぷん主体の膨カ食品(スナック菓子)などがあります。

このようにドッグフードは加工製品であり、ドッグフードだけ食べているワンちゃんは、例えれば、毎日スナック菓子だけ食べて生きているようなものです。

ドッグフードは一気に加圧・加熱後、大気圧まで急激に減圧、温度が下がる過程で水分が瞬間的に蒸気となり膨張し水分がとびます。
このような製法で作られると、高温などにより栄養価の低下や変質が起きてしまいます。

一方で、犬のおやつは練り物であったり、お肉やお魚をそのまま乾燥させたような商品も多いので、そういったものを、加熱で極度に酸化したり、変質していない食材として取り入れることはメリットも大きいのではないでしょうか?
特にたんぱく要求量が多い犬にとって、過度の加熱による変性がないたんぱく源は大切だと思います。